「ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則」

「ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則」
を読んで。
Scratchは、初心者でも取り組みやすいブロック型プログラミング言語という認識しかなかったが、オンライン上でのコミュニティを持ち、子どもたちが共同で作業ができる環境であることも大きな特徴であるのだなと感じています。そこをうまく使えると、創造性がぐんと伸びる気がします。

気になったところをページに従って抜粋します。
29p 世界をより良く理解できるための最善の方法のひとつは、子供たちが世界のモデルを作ることである。

38p プロトタイプを作り、他の学生たちと共有し、学んだことを反映する。そして、次のプロトタイプを発想する。=クリエティブ・ラーニング・スパイラル

77p 子供たちは、積極的に何かを作り上げるときに、最も効率よく知識を構築することができる。

82p しかし、子供たちはこうした玩具とやり取りして、一体何を学ぶのでしょうか?

95p 文章を書くことと、コーディングすることは、どちらも表現形式であり、アイデアを他の人に伝えるための手段です。

141p 各種のチュートリアルを用意することによっていろいろな種類のプロジェクトをサポートする。

187p スクラッチコミュニティのガイドライン
        ・敬意を示そう
        ・建設的になろう
        ・誠実であろう

222p ベビーサークル=何か意図されたものを作ること(レゴのスターウォーズのようなもの)
  遊び場=熟練、創造性、自信、開かれた探求のセンスが伸ばされる

232p ティンカリング(思いつくままにあれこれ工夫を重ねて改造を行っていくこと)のプロセスはボトムアップアプローチを採用している。
 小さなものから簡単なアイデアを試し、その出来事に対応し、調整し、計画を洗練し続ける。